ポーラスコンクリートで作られた植栽基盤材を波浪の影響が強い湖岸域に設置
産業副産物を造粒し,室内実験でその性能を評価
コンクリートにリン吸着材を複合利用したP-CONを河川に設置し,性能を評価
浮島型リン吸着コンクリートにミントを植栽し,水質浄化を評価
P-CONによって吸着したリンを肥料として利用できるかを植栽実験を通して評価
学生A
一言で表現するならば『質実剛健』ですね!古きよき時代の研究室って感じです。
学生B
いや・・・,厳しいっす!
学生C
それは,お前がいままで勉強サボってきたからやろ〜(笑)確かに厳しいけど,最近おれ自身も少し変わってきた気がすんねん。ちょっと前までは分らんし大変やったからついていくんでいっぱいいっぱいやったけど,なんか少しずつ研究が楽しくなってきたわ。なんでいままで適当にしてきたんかな〜?て思うときがたまにあるわ。病気かな(笑)
学生B
それ病気っす!
学生A
コラコラ!まじめに考えなさい!やっぱり研究は基礎的なことの積み重ねが重要だから,コツコツと勉強してきたことが少しづづだけど開花してきてるんじゃないかな?少し分ればやっぱりモチベーションも上がって色々なことを知りたくなってくる。やっぱりこうゆうことは頭ではなんとなく理解しているけど,予想以上に自分で体感できる機会は少ないからなぁ。
学生B
はい!おっしゃるとおりだと思います。私も最近研究が少し楽しくなってきました(汗)。
学生A
おいおい,お前はまだまだ根本的に基礎的勉強が足りん!
って感じで毎日過ごしています。
研究室のモットーは『先生が居る時は厳しく,先生が居ないと時には緩く』,ん?
いやいや失礼・・・。『先生が居る』を省くのを忘れてました,『時には厳しく,時には緩く』とメリハリをつけて
研究室全体でがんばってますよ!
学生Aからのアドバイス
大学進学に向けた勉強のアドバイスとして言えることはひとつ。『受験科目を中心として全ての科目に対して真剣に取り組んでください』みなさんはこれから一生勉強していかなければなりません。ただ大学受験のために試験科目のみを勉強することは非常にもったいないです。理系の方でも文学を学ぶことで,より理系科目の理解度が深まり,文系の方でも数学を学ぶことで,より文系科目の理解度が深まります。さらに,大学に進学するにあたり一般教養を習得していることで,大学で何を学ぶのか?大学で誰と過ごすのか?など自分自身で選択幅を増やすことが出来ます。例えば,ロールプレイングゲームを想像してみて下さい。はじめは武器も道具もレベルもありません。しかし,身近に潜んでいる弱い敵に出くわして敵を倒していくことでレベルが上がり,武器も道具も買い揃えることができます。これを何度も繰り返していくことで,強い敵に出くわしても敵を倒せるようになり世界中を冒険することができるようになりますよね。つまり,ゲームをクリアするためには,初期ステージではそれ相応の展開(修行,武器,道具)に対応し,最終ステージでもそれ相応の展開(修行,武器,道具)に対応する必要がありますよね。これと同じで,高校時代には高校生にしかできないこと,大学時代には大学生にしかできないことがたくさんあり,成長段階において何度もレベルアップすることができます。そのような段階を繰り返すことで常に向上していくのではないでしょうか。まず,受験生ステージにおいて,いろいろな武器や道具を揃えるという意味で受験科目に無い科目にも一生懸命取り組んでください。言わずもがなですが,受験科目にも一生懸命取り組んでくさいね。
今回は,受験生のみなさんと比較的年齢が近い(?)私が自分の経験からアドバイス(自分が後悔していること)を記載させて頂きました。参考にしていただければ幸いです。でも,信じるか信じないかはあなた次第。