テーマ:
生態系の保全、修復手法の開発、水の高度処理技術、廃棄物処理技術
概要:
研究テーマ
(1)人間活動によるインパクトを受けた水環境を利用するための高度浄水処理技術
浄水処理の高度化に関しては、凝集処理プロセス、膜処理プロセスを対象とした研究を主に行っています。
(2)人間活動によるインパクトを軽減する水処理技術
水処理に関しては、化学的酸化/還元や吸着をキーとする埋立地浸出水や地下水の処理技術に取り組んできました。埋立地浸出水や地下水に含まれる難分解性有機塩素化合物の分解方法としてオゾン処理に着目し、有機溶媒や活性炭を用いることによってオゾンによる分解速度を高く維持できることを示すとともに、そうした場を利用した高効率処理プロセスを提案しています。
(3)水環境の評価や保全・回復を図る技術
保全・修復を必要とする場として、沿岸域の藻場や干潟、湖沼に注目しています。藻場や干潟は、水質浄化のみならず、魚類や貝類などの生物の生産の場としても重要です。
(4)廃棄物の再資源化技術
廃棄物の再資源化に関しては、廃プラスチック、廃強化プラスチック、ならびに廃木材を対象としてきました。
キーワード:
浄水処理技術, 排水処理技術, 廃棄物処理技術, 環境保全・修復技術
学部体系:
理工学系(応用化学系, 生物工学系, 資源・エネルギー系, その他工学系)
研究分野:
ごみ・リサイクル(3R関連, LCA・環境マネジメント関連等, 廃棄物処理関連, その他廃棄物・リサイクル関連)、健康・化学物質(グリーンケミストリー, 有害物質対策技術, 分析・モニタリング・評価関連)、自然環境(生態系の監視・保全関連, 緑化・自然再生など環境創造関連, 流域圏保全、その他)、水・土壌環境(排水処理・対策関連, 土壌・地下水汚染対策関連, その他水・土壌関連)