パワーポイントによる発表
エクセルの使い方を練習
先輩も同行して鴨川の調査
夜はキャンプファイヤーで楽しむ
環境問題は社会のあらゆることが関係しています.環境問題を考えるためには,広い視野が必要です.いわゆる理科系の科目(化学・物理など)は社会学部で環境問題を考えるときにはそれほどの知識がなくても構いませんが,国語・数学・英語はもちろん,歴史,地理,は必須だと思っています.受験科目とは別に,あるいは大学に入学してからでもよいですから,受験用ではない歴史や地理の勉強をきちんとしてほしいと思います.これからはいろいろな場面で世界と関わっていくことになると思います.
少し難しいかもしれませんが,今年出版した本を紹介します.
萩原清子編著「生活者からみた環境のマネジメント」昭和堂,2008
環境問題の歴史;環境マネジメントの基本;環境経済学の基礎;環境政策;政策の評価(費用・便益分析,多基準分析,環境アセスメント);環境と対話する社会(循環型,低炭素社会などを参考に);都市のアメニティ創造;環境文化災害;社会的コンフリクト,などについて述べられています.
また、以上の生活者を最初に定義した本は、1997年発行の萩原清子・須田美矢子編著「生活者からみた経済学」(出版社:文眞堂)ですが、新しく執筆した萩原清子編著「生活者が学ぶ経済と社会」(出版社:昭和堂)がありますのでこちらも読んでみてください。