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 アメリカ環境保護庁、汚染防止技術の開発に貢献した化学者を表彰

発表日:2008.06.24


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、2008年6月24日、汚染防止に大いに貢献する化学技術の開発に取り組んだ科学者及び企業の開発担当者を称え、「大統領グリーン化学チャレンジ賞」を授与した。同賞は、工業生産工程での廃棄物、特に有害廃棄物の排出量を抑制できる代替技術の研究や開発を促進するもので、5部門が設けられており、2008年の受賞技術は次のとおり。(1)学術部門:ミシガン州立大学のMaleczka教授らが開発したクリーンかつ効率的に複雑な分子をつくりだす新手法、(2)中小企業部門:SiGNaケミストリー社による、アルカリ金属類の安全な反応制御方法、(3)グリーン合成法部門:バッテル社による、古紙リサイクル工程で容易に除去できるトナーインク用バイオ樹脂、(4)グリーン反応条件部門:ナルコ社による、冷却水の監視・処理システム、(5)グリーン化学物質デザイン部門:ダウ・アグロサイエンス社による、第2世代のグリーン化学殺虫剤。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 ごみ・リサイクル 健康・化学物質
キーワード 技術開発 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 廃棄物 | 排出抑制 | 有害廃棄物 | 汚染防止
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