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 アメリカ環境保護庁、2012年モデル車の燃費は過去最高と発表

発表日:2013.12.12


  アメリカ環境保護庁(EPA)は、2012年モデルの小型車の燃費が過去最高値を達成したとする年次報告書「小型車の技術・CO2排出量・燃費の動向(1975-2013)」を発表した。同報告書によると、2012年モデル車の平均燃費は過去最高の23.6mpg(マイル/ガロン)、前年比1.2mpg増で、年間では過去30年間で第2位の伸びを示した。燃費の長期的改善傾向をさらに更新したことになる。また、CO2平均排出量は過去最低の376グラム/マイルまで減少した。報告書では近年の改善の主な要因として、高効率技術(ガソリン直噴エンジン、ターボチャージャー、先進的トランスミッション等)の迅速な導入を挙げている。オバマ政権は、車の燃費を2025年までに2倍に引き上げ、温室効果ガス排出を半減させるという政策を掲げており、今後も燃費は向上すると見込まれる。2013年モデル車については最終データがまだ出ていないが、燃費は0.4mpg増、CO2排出量は6グラム/マイル減と予測されているという。

情報源 アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ環境保護庁(EPA)
分野 環境総合
キーワード 燃費 | 温室効果ガス | CO2排出量 | アメリカ環境保護庁 | EPA | 高効率 | 技術 | 小型車
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