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 ドイツ連邦環境省とドイツ化学工業会、ヒト・バイオモニタリングに新たな評価対象物質を追加

発表日:2014.07.07


  ドイツ連邦環境省とドイツ化学工業会は、人体中の化学物質の量を測定するヒト・バイオモニタリングのプロジェクトを2010年より共同で行っている。プロジェクトは、人々の曝露が増加傾向にあり、人体に影響をおよぼす可能性がある50の物質(群)の分析方法を、2020年までに開発しようとするもので、対象は、プラスチックの可塑剤、化粧品に含まれる紫外線フィルター、溶剤、断熱材などに使用される物質である。2014年に評価対象として選ばれた物質は、DEHA/DOA、DINA、オクトクリレン、リスメラール(可塑剤2種類、紫外線フィルター、香料)となっている。2010年から着手していたディンチ、DPHP、MDIに関してはすでに分析方法開発が終了し、あと2種類の物質に関しても完了間近である。2012年に評価対象となったシロキサンD4、D5、D6については十分な結果を出せておらず、代わりに接着剤や発泡材の製造において重要なTDIの検出方法がまず開発されるという。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMUB) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMUB)
分野 健康・化学物質
キーワード モニタリング | 化学物質 | ドイツ連邦環境省 | 健康リスク | 健康影響 | ドイツ化学工業会 | 分析方法 | BMUB
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