オランダ社会基盤・環境省は、2015年にパリで開催される気候変動会議(COP21)に向け、企業・政府・NGO等による共同の取組「オランダ気候連合」が始動したと発表した。この取組は、参加団体が気候に影響を及ぼす恐れのある活動を避け、気候ニュートラル(中立)を目指す取組を共同で行うもので、すでに製造・建設・運輸業界の大手・中小企業や、自治体(ユトレヒト、ハーレム等の大都市を含む)など約50団体が参加している。各参加団体は、気候ニュートラルな経営を実現するための短期的取組について考えを示し、報告書を提出する。例えば、オランダ鉄道は、2018年までに全車両の運転(一日当たり120万回)を環境配慮型の電力で賄うことを目指しているという。2015年の気候変動会議では、気候変動対策の新たな国際合意を実現する必要がある。その合意に向け、この取組は様々な関係者間の積極的な協力の事例とともに、イノベーションやグリーン成長への投資は経済的にも意味があることを世界に示しているという。