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 世界最大の太陽電池セルメーカー・ドイツQ-Cells社、新たな研究センターを設置

発表日:2008.08.20


  世界最大の太陽電池セルメーカー、ドイツのQ-Cells社が、再生可能エネルギーのさらなる発展を目指してライナー・レモイン研究所を新設した。同社は、ザクセンアンハルト州のソーラー・バレーと呼ばれるアンハルト・ビッターフェルトにある。ドイツのガブリエル環境大臣は、研究センターのオープンに際し、太陽電池モジュールの生産コストを抑え、今後、再生可能エネルギーが人々の生活により密着したものになるよう、センターが研究を進めていくことに期待を示した。再生可能エネルギーはドイツ経済の成長株で、国内だけでも2007年には250億ユーロも売り上げを伸ばした。現在では総電力消費の15%を賄い、2007年には約1.15億トンのCO2を削減した。再生可能エネルギーは世界市場でも非常に注目されている。特に効率的なソーラー発電システムに対する需要は大きく、この分野でのドイツの研究開発は盛んである。海外への輸出も伸びており、今後も一層の成長が期待されている。

情報源 ドイツ連邦環境省(BMU) プレスリリース
国・地域 ドイツ
機関 ドイツ連邦環境省(BMU)
分野 地球環境
キーワード 再生可能エネルギー | 太陽電池 | ドイツ連邦環境省 | BMU
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