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 アメリカエネルギー省、トータルでエネルギーゼロの建物を目指す

発表日:2008.08.05


  アメリカエネルギー省(DOE)は、商用ビルのエネルギー消費量をトータルでゼロに抑える「ゼロ・ネット・エネルギー 商用ビルイニシアティブ(CBI)」を発表した。2005年時点で、商用ビルはアメリカのエネルギー消費量及び温室効果ガス排出量の18%を占める。ゼロ・ネット・エネルギーCBIでは、2025年までに、ビルの消費エネルギーと同量のエネルギーを生産できるようなビルを開発。最先端のエネルギー効率化技術を活用するとともに、ソーラーエネルギーや地熱エネルギー等の再生可能エネルギーをその場で生産することで、電力網から得た系統電力の消費を相殺することを目指す。また、ゼロ・ネット・エネルギー建物の実現に向け、DOEは、アルゴンヌ国立研究所、ローレンス・バークレー国立研究所等5つの国立研究機関が参加する「建築技術に関する国立研究所コラボ(NLCBT)」を設立し、研究や評価、実用化のための優先課題の選定などで緊密に協力する体制を構築する。

情報源 アメリカエネルギー省(DOE) プレスリリース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカエネルギー省(DOE)
分野 地球環境
キーワード アメリカエネルギー省 | DOE | 温室効果ガス | ビル | 建物 | エネルギー消費量 | CBI | NLCBT
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