カナダ水産海洋省は、同国政府が支援し、世界初となる太平洋全域でのマスノスケ、カラフトマス、ベニザケなど5種のサーモンの調査について紹介した。同調査は、北太平洋溯河性魚類委員会と北大西洋サケ保全機構が主催する調査活動である「国際サーモン年(2022 International Year of the Salmon)」の一環として行われる。近年、気候変動、生息地の喪失、漁獲圧力は、太平洋サーモンのライフサイクルのあらゆる段階で悪影響を及ぼしている。世界的な気候変動下での沿岸および公海環境におけるサーモンの分布、生産性、生存についての理解を深めるため、同国の調査船は、同国の漁船、アメリカ海洋大気庁(NOAA)およびロシアの船とともに、5週間の北太平洋遠征に出発する。同国政府は2021年より6億4,700万ドルを投じて、太平洋サーモンの記録的減少を食い止め、持続可能なレベルまで再建することを目的とした取り組みを開始し、今後も活動を続けていく。
情報源 | カナダ水産海洋省 ニュースリリース |
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国・地域 | カナダ |
機関 | カナダ水産海洋省 |
分野 | 自然環境 |
キーワード | 太平洋 | カナダ | 生息地 | 生産性 | 分布 | マスノスケ | カラフトマス | ベニザケ | 国際サーモン年 | 漁獲圧力 |
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