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 アメリカ海洋大気庁、洋上風力発電の開発とクジラの保護に向けた戦略の草案を発表

発表日:2022.10.21


  アメリカ海洋大気庁(NOAA)とアメリカ内務省海洋エネルギー管理局は、洋上風力発電を開発しながら、絶滅の危機に瀕しているタイセイヨウセミクジラの保護と回復を促進するための共同戦略草案を発表した。この戦略案は、洋上風力開発がタイセイヨウセミクジラとその生息地に及ぼす影響をより良く理解するための、両機関の目標と目的を明らかにしている。また、生物多様性を保護し、海洋の共同利用を促進しながら2030年までに30ギガワットの洋上風力を開発するという、同国の目標の支援に必要な科学、情報、先住民の知識を整備するために、両機関が協力する分野を特定している。再生可能エネルギーの責任ある開発と、タイセイヨウセミクジラの保護は、両機関が共有する優先事項である。両機関は双方の資源と専門知識を活用し、入手可能な最善の科学情報を収集・適用して、意思決定に反映させていく。この戦略案は一般市民による意見を募集・検討し、定期的に評価され、新しい情報が入手され次第、更新される。

情報源 アメリカ海洋大気庁(NOAA) ニュース
国・地域 アメリカ
機関 アメリカ海洋大気庁(NOAA)
分野 自然環境 環境総合
キーワード 生物多様性 | NOAA | アメリカ海洋大気庁 | 洋上風力発電 | 内務省 | 先住民 | クジラ | 海洋エネルギー管理局 | タイセイヨウセミクジラ | 責任ある開発
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