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 韓国、子どもの健康保護のためのノニルフェノール等4物質の安全基準を制定

発表日:2012.09.27


  韓国環境部は2012年9月27日、環境危険因子の化学物質のうち、フタル酸ジノルマルオクチル(DNOP)、フタル酸ジイソノニル(DINP)、トリブチルスズ化合物(TBT)及びノニルフェノールの4種類について、子供が口に含んだり手で触れたりする可能性のある玩具や文房具等への使用を制限する安全基準を制定したと発表した。今回の規制は、有害物質への感受性が大人よりも高い子どもの健康を守ることが主な目的。環境部は2007年から子どもが使う製品に含まれる化学物質のリスク評価を行っており、その評価結果に基づいた基準となっている。主に可塑剤として使用されているDNOPとDINPは、環境リスク評価基準を超えた135種類の高リスク化学物質の中から、TBTとノニルフェノールは、有害化学物質管理法(TCCA)による規制物質の中から選定された。同告示内容は、一年間の猶予期間の後、2013年9月27日から実施される。

情報源 韓国環境部(MOE) プレスリリース
国・地域 韓国
機関 韓国環境部(MOE)
分野 健康・化学物質
キーワード 化学物質 | 健康 | 有害物質 | リスク評価 | 子ども | 韓国環境部 | 安全基準 | ノニルフェノール | DINP | DNOP
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