メタンの排出削減を目指す「メタン市場化パートナーシップ」に、新たに、モンゴル、パキスタン、フィリピン及びタイが加わり、参加国が25ヶ国となった。メタンはCO2の約20倍の温室効果がある強力な温室効果ガスであると同時に、天然ガスの主成分であり、重要なエネルギー源でもある。2004年に発足したこのパートナーシップは、官民の連携によりメタンの効果的な回収・利用を促進し、世界中の市場にクリーンなエネルギーを提供することで、温室効果ガス排出量を削減するもの。主に、畜産廃棄物、炭鉱、廃棄物処分場、および石油・天然ガスシステムという4つの排出源からの削減に取り組むことで、2015年までに、メタン排出量を最大で年間5000万トン(炭素換算)削減することを目指している。今後、モンゴルやフィリピンでは廃棄物処分場や農業部門、パキスタンでは石炭や石油、天然ガスの生産・加工過程、タイでは農業部門からのメタン回収を主に進めるという。
情報源 | アメリカ環境保護庁(EPA) プレスリリース |
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国・地域 | アメリカ |
機関 | アメリカ環境保護庁(EPA) |
分野 | 地球環境 |
キーワード | 温室効果ガス | タイ | メタン | アメリカ環境保護庁 | EPA | パートナーシップ | 排出削減 | フィリピン | モンゴル | パキスタン |
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