ストックホルム条約POPs検討委員会、難燃剤HBCDを規制対象物質とする提案等を採択

発表日:2011.10.19

残留性有機汚染物質(POPs)に関するストックホルム条約のPOPs検討委員会は、第7回会合を開催し、ヘキサブロモシクロドデカン(HBCD)を条約の規制対象物質とする提案を採択した。HBCDは、主にポリスチレンに含まれる難燃剤で、繊維のコーティングなどにも使用されている。また、今回新たに提案された塩素化ナフタレン(CNs)、ヘキサクロロブタジエン(HCBD)については、生物濃縮などが懸念されることからリスクプロファイルの着手を決定、ペンタクロロフェノール(PCP)については評価を継続することで合意した。CNsは防腐剤やエンジンオイル添加剤として、HCBDは燻蒸剤や工業用溶剤として、かつて広く使用されていた。委員会はさらに、第5回締約国会議で規制対象リストに追加された農薬エンドスルファンの代替物質に関する手引きの作成や、DDTの代替物質におけるPOPs特性の評価を行うことでも一致。また、気候変動とPOPsの関連性に関する研究結果の分析を行い、気候変動による影響予測の手引きを作成することにも合意した。

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