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 韓国、廃棄物部門の温室効果ガス排出削減が順調と発表

発表日:2012.06.28


  韓国の温室効果ガス(GHG)インベントリの廃棄物部門を算定した韓国環境部(MOE)は、2010年の同部門のGHG排出量は約1400万トン(CO2換算)に減少したと発表した。GHGインベントリは、GHG排出を調査・記録・算定・報告する包括的な管理システムで、MOEや農林水産食品部など管理機関が各担当部門の1年間の収集データを算定し、2年後に報告を行っている。廃棄物部門を担当しているMOEによると、同部門のGHG排出量は2001年をピークに減少傾向を示しており、2010年は前年比1.4%(約19万9000トン)減であった。排出源の内訳を見ると、埋立670万トン(47.2%)、焼却560万トン(39.9%)、下水・排水処理130万トン(9.3%)等となっており、ガスの種類別では、メタンが710万トン(50.6%)で最も多い。MOEは算定結果について、埋立施設のメタンや焼却炉の排熱を利用する発電機設備の導入など、基本的な環境施設での排出削減の取り組みが功を奏したとしている。

情報源 韓国環境部(MOE) プレスリリース
国・地域 韓国
機関 韓国環境部(MOE)
分野 地球環境 ごみ・リサイクル
キーワード 下水処理 | 焼却処理 | 温室効果ガス | メタン | 廃棄物 | 埋立処分 | 排出削減 | インベントリ | 排熱 | 韓国環境部
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