新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、タイで実施している2件の省エネ実証事業の設備が完成したと発表した。タイ等の新興国では、急激な経済発展に伴いエネルギー需要が増加する一方で、その有効利用技術の導入が遅れており、過度なエネルギー消費や環境問題を引き起こす一因となっている。NEDOでは、これらの問題を解決すべく、東南アジア各国の政府と協力し、我が国が所有する省エネルギー・再生可能エネルギー技術の実証プロジェクトを現地で実施、同技術の有効性等を示すことで、エネルギー・環境問題解決の一助となるだけでなく、国際展開や普及拡大を図っている。今回、設備が完成したのは、タイで実施している、1)民生ビル省エネルギー実証事業(委託先:中国電力(株))、2)民生用水和物スラリー蓄熱空調システムモデル事業(委託先:JFEエンジニアリング(株))、の2事業。これにより、タイにおけるNEDOの新たな取り組みが本格的にスタートすることになるという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) プレスリリース
中国電力(株) プレスリリース JFEエンジニアリング(株) ニュースリリース |
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 中国電力(株) JFEエンジニアリング(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 省エネルギー | 実証事業 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | タイ | 中国電力 | ビル | JFEエンジニアリング | 空調 | 蓄熱 |
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