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 NEDOなど、タイでバガスを原料とするバイオエタノール製造技術の有効性を実証

発表日:2017.06.01


  新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、月島機械(株)とJFEエンジニアリング(株)は、タイでバガスを原料とするバイオエタノール製造技術の有効性を実証したと発表した。砂糖の製造工程で大量に発生するサトウキビの搾りかす(バガス)は、工場のボイラ燃料に使用する供給量の60~80%以外は余剰バガスとして有効利用されることなく廃棄されていた。今回、タイ王国サラブリ県に建設したバイオエタノール製造プラントで、余剰バガスを原料に、酵素生産微生物によるオンサイト酵素生産技術と同時糖化発酵技術を用いてバイオエタノールを製造する技術の有効性を実証し、技術面や採算面で実現可能な商業生産モデルを構築した。今後は、同国をはじめ、東南アジア地域へ普及・拡大を図り、未利用資源を活用したエネルギー生産と温室効果ガスの排出削減への貢献を目指すという。

情報源 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
月島機械(株) ニュースリリース(PDF)
機関 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) 月島機械(株) JFEエンジニアリング(株)
分野 地球環境
ごみ・リサイクル
キーワード バイオエタノール | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 実証 | タイ | JFEエンジニアリング | サトウキビ | バガス | 月島機械 | 未利用資源
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