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 帝人(株)、シンガポール公益事業庁と排水処理技術を共同開発

発表日:2008.06.26


  帝人(株)は、シンガポール共和国の水資源を統括・管理する公益事業庁(PUB)と排水処理技術の共同開発に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。今回の覚書に基づき、同社は過酸化水素添加多段式オゾン処理技術、および機能剤担持技術をはじめとする膜に限定しないユニークな高度水処理技術を、PUBは排水処理、再利用に関するプラントの運用実績から得られた高度な知見および共同実験場を提供し、共同でより実用的で高度な新排水処理技術の開発を進めていく。具体的には、シンガポール政府の「NEWater計画」の最終段階に関わる技術として、過酸化水素添加多段式オゾン処理技術について、パイロットスケールでのテストを実施する予定。一方、機能剤担持技術については、各種排水中の特定物質の除去や高度処理を行うことを視野に、大学などとの共同研究を行い、将来的にはPUBと共に実用化研究を実施する予定という。

情報源 帝人(株) ニュースリリース
機関 帝人(株)
分野 水・土壌環境
キーワード シンガポール | 排水処理 | 帝人
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