帝人(株)は、アンゴラの繊維工場における工場排水処理に、同社の水処理事業の中核装置である多段型生物処理装置が採用されたと発表した。アンゴラでは、同国政府のもと、丸紅(株)と丸紅テクマテックス(株)が「繊維工場リハビリプロジェクト」を共同で展開している。今回、同プロジェクトの一環として、ルアンダ市内の繊維工場における排水処理設備に、多段型生物処理装置が採用された。繊維工場では様々な薬品が使用されており、特に染色工程における排水には多くの難分解性物質が含まれる。多段型生物処理装置は、こうした難分解性排水にも適用可能で、生物処理により発生する余剰汚泥の発生量を削減することができるほか、ランニングコストも削減できるという。同社は、今後も国内外において広く提携を模索し、排水処理事業の展開を加速することで、排水再利用・省エネルギー・CO2削減に貢献していくという。
情報源 |
帝人(株) ニュースリリース
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機関 | 帝人(株) |
分野 |
地球環境 ごみ・リサイクル 水・土壌環境 |
キーワード | 生物処理 | 工場 | 排水処理 | 帝人 | 丸紅 | 汚泥 | 難分解性 | 繊維工場 | アンゴラ |
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