横浜市は、横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)のビル部門での本格実証の結果を公表した。同市では、経済産業省「次世代エネルギー・社会システム実証地域」として、民間企業と協働し、日本型スマートグリッドの構築や海外展開を実現するための取り組みである「YSCP」を推進している。平成25年1月から、統合ビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)を活用した業務・商業ビル部門での本格実証として、電力のピークカット量の最大化等を目的とした冬季のデマンドレスポンス(DR:節電依頼)実証を実施。その結果、ピークカット最大20%の目標に対し、22%のピークカットを達成した。これは、ビル同士の連携により、ピークカット最大22%を達成することができ、統合BEMSの運用効果を確認できたことになる。同市では、平成25年度は、ピーク時間帯の異なる夏季においても実証を行うなど、引き続き統合BEMSの有用性を検証するという。
情報源 |
横浜市 記者発表資料(PDF)
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機関 | 横浜市 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | BEMS | 実証 | ビル | 横浜市 | エネルギーマネジメントシステム | スマートシティ | ピークカット | 節電 | YSCP | 冬季 |
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