横浜市は、横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)のビル部門での平成26年度夏季実証を開始すると発表した。同市では、平成22年4月から経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定されたプロジェクトとして、「YSCP」を推進している。これまでに、24年度冬季から25年度夏季・冬季と3季に渡り、統合ビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)を活用した業務・商業ビル部門での実証を行った。今回の26年度夏季実証では、民間の業務ビル・商業施設等及び市有施設29拠点が参加。これらの拠点で、以下の検証を行い、実際の都市機能への本格実装を見据えた取組を行う。1)需要削減量を供給力として見立てて行う取引である「ネガワット取引」の手法を導入することで、削減目標を確実に達成できるか、2)節電行動を促すデマンドレスポンス(DR)を、ピーク時間帯の15分前・1時間前に通知し、どの程度まで反応時間を短縮できるか。実施日数は7月1日から9月30日までの間の10~15回程度である。
情報源 |
(株)東芝 ニュースリリース
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機関 | 横浜市 (株)東芝 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | BEMS | 実証 | ビル | 横浜市 | エネルギーマネジメントシステム | スマートシティ | ピークカット | 節電 | YSCP | 夏季 |
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