横浜市は、横浜スマートシティプロジェクト(YSCP)のビル部門での本格実証(平成25年度夏季)の結果を公表した。同市では、平成22年4月から経済産業省の「次世代エネルギー・社会システム実証地域」に選定されたプロジェクトとして、「YSCP」を推進している。平成25年1月のビル6棟による実証に続き、25年度夏季(7月~9月)に、14棟のビル・工場・集合住宅が参加し、統合ビルエネルギーマネジメントシステム(BEMS)を活用した業務・商業ビル部門での本格実証として、電力のピークカットの最大化等を目的としたデマンドレスポンス(DR:節電依頼)実証を実施。また、インセンティブ価格を3段階(5円/kWh、15円/kWh、50円/kWh)に変えることによる効果も検証した。実証の結果、ピークカット最大20%の目標に対し、22.8%のピークカットを達成。インセンティブ価格においては、15円/kWh以上でDRの効果が見られることを確認したという。
情報源 |
横浜市 記者発表資料(PDF)
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機関 | 横浜市 |
分野 |
地球環境 |
キーワード | BEMS | 実証 | ビル | 横浜市 | エネルギーマネジメントシステム | スマートシティ | ピークカット | 節電 | YSCP | 夏季 |
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