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 東京ガス(株)など、マンション向け家庭用燃料電池を発売

発表日:2013.10.21


  東京ガス(株)は、マンション向けの家庭用燃料電池(エネファーム)をパナソニック(株)と共同で開発し、2014年4月1日に発売すると発表した。同製品は、機器本体の気密性を高めることなどにより、マンションの開放廊下側のパイプシャフト内に、燃料電池ユニット、貯湯ユニット、バックアップ熱源機の全てを設置できる仕様としたもの。また、マンションの設置基準に対応するため、機器本体をアンカー固定する脚部の強度を向上させることで耐震性を高めるとともに、給排気構成の変更などにより強風時でも運転できるように耐風性を高め、高層階での設置も可能にした。さらに、火力発電所からの電気と都市ガス給湯器からの給湯を行なう方式と比べ、定格発電時にCO2排出量を約49%、一次エネルギー消費量を約37%削減できる。なお、モデルケースでの年間光熱費は約3~4万円節約、年間CO2排出量を約1.0トン削減できたという。

情報源 東京ガス(株) プレスリリース
パナソニック(株) プレスリリース
機関 東京ガス(株) パナソニック(株)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | CO2 | 東京ガス | パナソニック | 給湯 | エネファーム | マンション | エネルギー消費量
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