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 東京ガスなど、戸建住宅向け家庭用燃料電池を発売

発表日:2015.02.04


  東京ガス(株)は、戸建住宅向けの家庭用燃料電池(エネファーム)をパナソニック(株)と共同で開発し、2015年4月1日から発売すると発表した。エネファームは、都市ガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、発電した電気を家庭内で利用するもの。火力発電所からの電気と都市ガス給湯器からの給湯を行う方式と比べ、定格発電時にCO2排出量を約49%、一次エネルギー消費量を約37%削減できる。また、年間光熱費は約6万円節約、年間CO2排出量を約1.3トン削減できる。今回発売する製品は、部品点数の削減などにより、希望小売価格で現行品よりも30万円低価格の160万円を実現。また、停電時発電継続機能を燃料電池ユニットに内蔵した機種を新たに追加。さらに、様々な設置スペースに柔軟に対応するため、貯湯ユニットはバックアップ熱源機との一体型と別置型の2種類設定した。これらにより、燃料電池ユニットと貯湯ユニットは、利用者のニーズや設置スペースに応じて計4種の組合せから最適な機種を選択できるという。

情報源 東京ガス(株) プレスリリース
パナソニック(株) プレスリリース
機関 東京ガス(株) パナソニック(株)
分野 地球環境
キーワード 燃料電池 | CO2排出量 | 東京ガス | パナソニック | 給湯 | エネファーム | 戸建住宅 | エネルギー消費量
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