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 マツダ(株)、直噴エンジンの技術を活用したアイドリングストップシステムを開発

発表日:2008.09.09


  マツダ(株)は、直噴エンジン技術を活用した独自のアイドリングストップシステムを開発した。アイドリングストップシステムとは、ドライバーが車を停止させると自動的にエンジンを切り、発進時にエンジンを再始動させることによって燃料を節約するシステム。一般的には、エンジンの再始動時に、通常のエンジンスタートと同様にスターターモーター(セル式)を使用するが、同社では、停止しているエンジンのシリンダー内に燃料を直接噴射し爆発させてピストンを押し下げ、エンジンを再始動させる「燃焼始動式」を採用。これにより、従来の約半分となる0.35秒というすばやい再始動を実現した。同システムは、一時停止する機会が多い市街地走行で、ガソリン車の燃費を約10%(国内10・15モード)向上させるとともに、ドライバーに快適な運転環境を提供できる。今後同社では、環境性能に関する基幹技術として2009年に市場導入する予定という。

情報源 マツダ(株) ニュースリリース
機関 マツダ(株)
分野 地球環境
大気環境
キーワード 燃費 | エンジン | マツダ | アイドリングストップ
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