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 マツダ(株)、出力性能と環境性能を大幅に向上させた新型クリーンディーゼルエンジンを開発

発表日:2008.09.09


  マツダ(株)は、ガソリン車に匹敵する出力性能と環境性能を兼ね備え、大幅に進化させた新型クリーンディーゼルエンジンを開発し、2009年より欧州から順次導入すると発表した。今回開発されたエンジンは、従来の同型エンジンから排気量を1割拡大し、400N・mというクラストップレベルのトルク性能を実現しながらも、インジェクターの改善や低圧縮比化などにより低燃費を実現。また、独自開発した世界初の触媒活性メカニズムを採用したディーゼル・パティキュレート・フィルター(DPF)の採用により、ディーゼルエンジン特有のスス(PM)の燃焼処理において処理時間を従来比で約60%効率化し、欧州の排ガス規制であるEURO5までに対応している。これにより、ススの燃焼処理に必要な燃料を節約することができ、低燃費化による二酸化炭素(CO2)の削減と排出ガスのクリーン化を両立させることが可能になるという。

情報源 マツダ(株) ニュースリリース
機関 マツダ(株)
分野 地球環境
キーワード クリーンディーゼル | 燃費 | エンジン | マツダ | 環境性能 | 排ガス | 出力性能 | スス
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