環境省は、平成26年度びんリユースシステム構築に向けた実証事業実施地域の公募を開始すると発表した(公募期間:平成26年7月7日~31日必着)。循環型社会形成推進基本法では、リデュース・リユースの優先順位がリサイクルよりも上とされており、容器包装の分野においてもこれらの取組を進める必要がある。そのため同省では、平成22年度からびんリユースシステムの成立要件や推進方策の整理を行う検討会を設置し、平成23年度からびんリユースシステムの構築に当たっての課題整理等を目的に実証事業を実施している。今年度は、特に成功事例の他地域への波及を目的に実証事業を行う。公募対象となる事業主体は、一定の地域で、販売店、飲食店や飲料メーカー等を結んでびんリユースに取り組む民間法人、任意団体等。なお、すでにびんリユースシステムが確立している一升びん、ビールびんのリユースは対象外となる。