国内ニュース
高知県、高知県災害廃棄物処理計画Ver.1を策定
発表日：2014.09.18
高知県は、「高知県災害廃棄物処理計画Ver.1」を策定したと発表した。同県では、南海トラフ地震の発生に備え、県民の生命・財産を保護するため、様々な対策に取り組んでいる。平成23年3月に発生した東日本大震災では、巨大地震とそれに伴う津波により広域にわたって膨大な災害廃棄物が発生し、人々の生活基盤の復旧・復興に大きな障害となった。今回策定した計画は、膨大に発生する可能性のある災害廃棄物を迅速・適切に処理し、早期に県民の生活基盤の復興に資するため、平成25年6月から一般社団法人廃棄物資源循環学会の協力を得ながら、処理にあたっての基本的な考え方と方策、処理の流れを整理したもの。基本的な考え方として、県・市町村・関係事業者・県民が一体となって処理にあたり、県が一歩踏み込んで積極的に対応することにより、処理の迅速化を図るとしている。また、各市町村が災害廃棄物処理計画を策定するための支援ツールとして、「市町村災害廃棄物処理計画策定の手引き」と「同ひながた」を作成したという。
