ソーラーフロンティア(株)は、群馬県太田市が実施する、戸建て・集合住宅向け太陽光発電システムの普及推進事業に供給業者として参加すると発表した。同事業は、太田市が掲げる「おおたまるごと太陽光発電所構想」の一環で、(一財)地域産学官連携ものづくり研究機構が、太陽光発電システムを一括で契約し、戸建所有者に販売することによって低価格でのシステム設置を可能とする画期的な制度。また、集合住宅所有者は同研究機構とレンタル契約を結ぶことにより、導入が可能となる。今回、同社は、同研究機構に対し、CIS薄膜太陽電池モジュール、架台一式、周辺機器(集電ケーブル、接続箱、パワーコンディショナなど)、発電モニター、災害補償サービスなどをシステムパッケージとして提供すると同時に、顧客管理システムの提供や教育訓練の実施などを通じた運営サポートを行う。なお、戸建て住宅向けの第一回募集は平成23年8月15日より開始されており、集合住宅向けの募集は10月以降に開始される予定。