ソーラーフロンティア(株)は、米国最大級の太陽光発電を複数所有・運営し、2,000メガワット以上の太陽光発電プロジェクトに携わるNRGソーラー社と、13.2メガワットのCIS薄膜太陽電池を供給する契約を締結したと発表した。CIS薄膜太陽電池は、銅、インジウム、セレンを使用して、同社の独自技術で生産する次世代太陽電池であり、経済効率や発電性能が高いことが特徴。また、原料からリサイクル処理まで環境に配慮した設計・生産が行われており、生産時に使用したエネルギーを回収するまでに必要な期間を示すエネルギー・ペイバック・タイム(EPT)が短いことも特徴という。NRGソーラー社は、今回の契約で初めてCIS薄膜太陽電池を購入。2011年12月の契約締結後、すでにソーラーフロンティアの国富工場から太陽電池モジュールが出荷されており、2012年2月末までにNRGソーラー社に引き渡される予定という。