農林水産省は、クリーン開発メカニズム(CDM)に係る事業について政府承認審査結果を発表した。今回承認されたプロジェクトは、出光興産(株)、沖縄電力(株)、サントリー(株)、(社)日本鉄鋼連盟、住友化学(株)、住友共同電力(株)、石油資源開発(株)、東京電力(株)による中国での再植林促進プロジェクト(小流域での森林修復)と、同申請者によるモルドバ共和国における土壌保全プロジェクト(劣化地の生産性の復元、地域社会への森林資源供給の増強等)の2件。これらのプロジェクトによるCO2排出吸収量予測は、合計で約20.6万トンCO2/年という。