国内ニュース


 矢野経済研究所、リチウムイオン電池主要4部材世界市場に関する調査結果2015を発表

発表日:2015.04.14


  (株)矢野経済研究所は、リチウムイオン電池主要4部材の世界市場に関する調査結果2015を発表した(調査期間:2014年8月~2015年3月)。同調査は、リチウムイオン電池(LiB)部材のうち、正極材、負極材、電解液(電解質)、セパレーターの主要4部材を対象に、日本、韓国、中国、米国などのLiB部材メーカーを調査対象としたもの。調査の結果、2014年は民生小型LiBセル向け主要4部材では主にスマートフォンが、中大型LiBセル向け主要4部材ではxEV(HEV、PHEV、EV)が引き続き牽引役となり、市場成長が続いていた。一方、LiBセル市場におけるコスト重視の傾向から、LiB主要4部材市場には一層の値下げが強く求められている。これらにより、2014年の世界市場規模(メーカー出荷金額ベース)は、前年比110.6%の58億5,529万ドルと推計された。また、生産能力と実需のギャップは部材によって異なるが、販売を着実に伸ばすxEVや中国におけるセル需要の拡大を要因に、LiB主要4部材の生産能力と実需の乖離は徐々に縮まる傾向にあるという。

情報源 (株)矢野経済研究所 YRIマーケットNow!
(株)矢野経済研究所 2015年版リチウムイオン電池部材市場の現状と将来展望 ~主要四部材編~
機関 (株)矢野経済研究所
分野 地球環境
キーワード リチウムイオン電池 | 次世代自動車 | 市場調査 | 正極材 | 負極材 | 電解液 | 矢野経済研究所 | セパレーター | LiB
関連ニュース

関連する環境技術