三菱日立パワーシステムズ(株)は、インド最大の肥料製造会社であるIFFCO社から、ガスタービンを中核機器とする熱併給発電プラントを受注したと発表した。熱併給発電プラントは、ガスタービン、発電機、排熱回収ボイラーなどで構成されたもの。今回の熱電併給プラントは、インド北部ウッタル・プラデーシュ州に位置するIFFCO社のフルプール工場内に建設され、出力は2万2,000kW、蒸気量は60トン/時である。運転開始後は、同社の大規模な尿素・肥料製造工場で消費する電力と蒸気の需要を安定的に支えるとともに、その高効率運転により、肥料製造プラントの省エネルギー化に貢献することとなる。運転開始は2016年7月の予定。