山梨県、(公財)鉄道総合技術研究所、クボテック(株)、古河電気工業(株)及び(株)ミラプロは、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)プロジェクトにおいて、世界最大級の次世代フライホイール蓄電システムの実証施設が山梨県米倉山に完成したと発表した。フライホイール蓄電システムは、電力をフライホイール(弾み車)の回転エネルギーに変換して蓄えるもので、大電力を繰り返し出し入れすることが得意で長く使える蓄電システム。今回完成したシステムでは、大径で重いフライホイールを、高速回転に耐えられるCFRP(炭素繊維強化プラスチック)で製作し、さらに、イットリウム系線材と超電導バルク体による超電導磁気軸受を用いることにより、フライホイールを磁気浮上させ、高速かつ低損失で回転させることを可能にした。今後、山梨県が運営する米倉山大規模太陽光発電所と電力系統に連系させて、変動の大きい再生可能エネルギーの安定導入に向けた実証試験を平成27年度末まで行うという。
情報源 |
古河電気工業(株) ニュースリリース
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース |
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機関 | 山梨県 (公財)鉄道総合技術研究所 古河電気工業(株) 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 太陽光発電 | 電力系統 | 蓄電 | 実証試験 | 山梨県 | 古河電気工業 | 鉄道総合技術研究所 | クボテック | ミラプロ |
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