日本電気(株)は、家庭内の電力を自動制御できる、リチウムイオン電池搭載の家庭用蓄電システムを、2011年7月18日から住宅メーカーなど企業向けに販売すると発表した。同システムは、家庭の分電盤と接続することで、電力会社の電力供給システム(電力系統)や、家庭内機器、太陽光発電システムなどと連携し、双方向の自動電力制御ができる。これにより、太陽光発電の電気や、電気料金の低い夜間の電気を貯蔵し、その貯蔵した電気を昼間に利用することで、ピーク時間帯における系統からの電気使用量の節減や、電気料金の削減を実現する。また、無線通信機能の搭載により、システムの稼働・利用状況を遠隔から把握することができ、住宅メーカーなど企業は、電力需給の「見える化」や光熱費削減のコンサルティング、といった新たなサービスの提供が可能となる。同社では、2012年の普及を目指して、今後もさらに家庭用蓄電システムの開発を進めていくという。
情報源 |
日本電気(株) プレスリリース
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機関 | 日本電気(株) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 太陽光発電 | リチウムイオン電池 | 日本電気 | 電力系統 | 家庭用 | 発電 | 蓄電 | 見える化 | 電力需給 | 自動制御 |
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