(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、「中華人民共和国におけるセメント産業に係る省エネルギー・環境対策に関する基礎調査」に係る公募を行い、審査の結果、委託先を決定したと発表した。同事業は、中国の吉林省/亜泰水泥有限公司及び陜西省/泰嶺水泥(集団)有限公司の工場に対して、日本のセメント産業の省エネルギー・環境技術、設備技術および操業技術の専門家を派遣調査することで、必要情報・データを収集・解析し、有効な省エネルギー・環境対策を特定の上、当該対策による省エネルギー効果、環境負荷低減効果を試算し、実施済みモデル事業の普及等に資する提言を行うとともに、新規モデル事業の案件となり得るかどうかを評価するもの。今回、太平洋エンジニアリング(株)が委託先として決定された。