新日本石油(株)は、大韓民国のGSカルテックス社と、キャパシタ電極用炭素材事業の合弁契約を締結した。キャパシタは、瞬間的に多くのエネルギーを必要とする建設機械や鉄道などにおいて、従来、放出されていたエネルギーを電力として蓄えることでエネルギーを有効利用できる蓄電装置で、今後は、太陽光発電や風力発電の蓄電向けへの用途拡大も期待されている。キャパシタの性能を決める重要な材料である、電極用の炭素材は、同社の麻里布製油所で以前から製造されており、世界シェア10%以上(最高級の太物黒鉛電極用では世界シェア50%以上)と、世界レベルで品質の高さが認められている。同社は今回、高性能炭素材の開発を進めていたGSカルテックス社と合弁会社を設立し、生産・販売および更なる技術開発におけるシナジー効果を得るべく、麻里布製油所のコークスを原料にして、キャパシタ電極用炭素材を生産する共同事業を実施していくという。
情報源 |
新日本石油(株) ニュースリリース
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機関 | 新日本石油(株)(現:JXTGエネルギー(株)) |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 風力発電 | 太陽光発電 | 新日本石油 | 電極 | 蓄電 | 韓国 | 炭素 | キャパシタ | GSカルテックス社 | コークス |
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