環境省と農林水産省は、「IPBES作業計画2014-2018」に基づいて実施する評価報告書の執筆等を行う専門家の募集を発表した(募集締切:平成30年6月1日(フェローへの応募の場合は、平成30年6月8日)。IPBESは、生物多様性と生態系サービスに関する動向を科学的に評価し、科学と政策のつながりを強化する政府間のプラットフォームとして、2012年4月に設立された組織。今回実施する評価は、1)自然とその恵みに関する多様な価値観の概念化に関する方法論的評価、2)野生種の持続可能な利用に関するテーマ別評価があり、それぞれ、選出された専門家は第1回執筆者会合等への出席が必要となる。また、専門家に求められる役割として、共同議長、統括執筆責任者、主執筆者等あるという。執筆専門家への応募(政府推薦)は、IPBESのウェブサイトにて登録するという。