国内全観測地点で、大気中の二酸化炭素濃度(年平均値)が400ppm超を記録

発表日:2016.05.31

気象庁は、2016年4月までの日本を含む北西太平洋域の二酸化炭素濃度を公表した。同庁では、世界気象機関(WMO)の全球大気監視(GAW)計画の一環として、大気及び海水中の精密な二酸化炭素濃度の観測を、日本を含む北西太平洋域の陸上、海上、上空で立体的に行っている。大気中の二酸化炭素濃度は、国内3地点(岩手県大船渡市綾里、南鳥島、与那国島)における観測の結果、2015年の年平均値(3地点の最高値403.8ppm)が全地点で過去最高を更新し(南鳥島では初の400ppm超)、2016年4月の月平均値(同412.0ppm)でも全地点で過去最高を更新した。また、海洋気象観測船による北西太平洋海域の洋上大気及び表面海水中の観測の結果、2016年冬季の洋上大気中の二酸化炭素濃度の平均値が404.5ppmとなり、昨年に引き続き過去最高を更新した。さらに、航空機による日本の南東上空6km付近の大気の観測の結果、2016年4月における飛行経路(神奈川県綾瀬市-南鳥島間)上の二酸化炭素濃度の月平均値は406.9ppmとなった。

新着情報メール配信サービス
RSS