宮崎県は、平成25(2013)年度の県内の温室効果ガス排出量を公表した。同県では、平成23年3月に策定した「宮崎県環境計画」の中で、基準年(平成2年度)比で平成32年度までに温室効果ガス52%削減を目標値として、また平成27年度までに46%削減を中間目標値として掲げている。今回、平成25年度の宮崎県内における温室効果ガス総排出量は、1,010万t-CO2(森林吸収源含む)となった。基準年(1,691.2万t-CO2)と比較すると681.2万t-CO2(40.3%)減少し、前年度と比較すると20.4万t-CO2(2.1%)増加した。前年度から増加した要因として、業務部門のCO2排出量が増加したことがあげられるという。