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 宮崎県、平成20(2008)年度温室効果ガス排出状況を公表

発表日:2011.11.01


  宮崎県は、平成20(2008)年度の県内の温室効果ガス排出量を公表した。同県では、平成17年度に策定した「宮崎県環境基本総合計画」の中で、平成22年度までに京都議定書に規定する基準年(平成2年度)比で二酸化炭素10%削減(森林吸収源を含む)、温室効果ガス43%削減を目標としている。今回、平成20年度の宮崎県内の温室効果ガス総排出量は、961.4万t-CO2となった。基準年(1,653.3万t-CO2)と比較すると、温室効果ガス総排出量は691.9万t-CO2(41.8%)減少した。これは、二酸化炭素排出量が81.8万t-CO2(10.5%)、一酸化二窒素排出量など二酸化炭素以外の温室効果ガスが610.1万t-CO2(69.8%)減少したことによるもの。また、二酸化炭素排出量が減少した要因として、省エネ対策やエコドライブの実践、再生可能エネルギーの普及促進をはじめ、県民、事業者、行政等が連携して実施してきた様々な取組みの成果であると考えられる一方で、全国的な景気後退や原油高騰によるエネルギー需要の減少といった外的要因も影響していると見られることから、排出量の削減を手放しで評価することは適切ではないとしている。

情報源 宮崎県 衛生・環境
機関 宮崎県
分野 地球環境
キーワード CO2 | 温室効果ガス | 宮崎県 | 京都議定書 | 排出量 | 森林吸収源 | 環境基本総合計画
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