環境省と農林水産省は、農業用の受粉昆虫として利用されているセイヨウオオマルハナバチの利用転換等に関する方針「セイヨウオオマルハナバチの代替種の利用方針」を公表した。セイヨウオオマルハナバチは、平成18年に特定外来生物に指定されているため、産業利用等を削減しつつ、代替種への利用転換等が課題となっている。今回、セイヨウオオマルハナバチの定着状況や遺伝的多様性への影響等のリスク評価が行われ、在来のマルハナバチ(クロマルハナバチ等)についても、地域ごとに北海道、本州・四国・九州、奄美大島以南の3ブロックにおける対策が検討された。2020年までにセイヨウオオマルハナバチの総出荷数量の半減を目指すとともに、クロマルハナバチの代替利用が困難な地域(北海道)において代替種の開発(エゾオオマルハナバチ)の継続し、適切な飼養管理体制構築に向けた技術普及などを推進するという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
農林水産省 報道発表資料 |
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機関 | 環境省 農林水産省 |
分野 |
自然環境 |
キーワード | 生態系 | 環境省 | 農林水産省 | マルハナバチ | 在来種 | 外来生物 | 方針 | 遺伝的多様性 | 受粉昆虫 | セイヨウオオマルハナバチ |
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