環境省は、河川を調査・評価するために必要な事項をとりまとめた「水生生物による水質評価法マニュアル-日本版平均スコア法-」等を作成したと公表した。同省では、全国水生生物調査より専門性が高く、客観的なデータに関心のある方々に活用いただくことを想定して、"日本版平均スコア法"の検討を進めてきた。この方法は、河川に生息する71種の水生生物を数値化し、それらの生息状況から河川の水質の状況を定量的に評価することが可能となっている。今回作成したマニュアルは、学識経験者等から成る検討会において検討した結果を取りまとめたもの。また、日本版平均スコア法と合わせて使用することを前提に、水生生物の特徴から現場で簡便に分類するための参考図書「河川生物の絵解き検索」も作成した。同省では、今後もその活用事例や調査方法の改善などの情報の収集に努め、引き続き検討を行っていくという。
情報源 |
環境省 報道発表資料
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機関 | 環境省 |
分野 |
自然環境 水・土壌環境 |
キーワード | 環境省 | 河川 | 水生生物 | 調査 | マニュアル | 水質評価 | 平均スコア法 |
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