新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と(株)IHIは、海流エネルギーを利用して発電する水中浮遊式海流発電システムの100kW級実証機を開発した。黒潮などの海流は、昼夜、季節を通じて安定して得られるエネルギー源であり、離島などにおける導入が期待されている。今回の実証機「かいりゅう」は、海底に設置した錘(シンカー)に係留し、波浪の影響を受けずに、海流の流れに応じてタービン水車を回転させることで発電する仕組み。平成29年7月下旬頃から、鹿児島県の串木野港沖合で同機の曳航試運転を行い、同年8月中旬頃から1週間程度、実証試験(鹿児島県十島村口之島沖)を行う。発電性能や姿勢制御システムを検証し、2020年に同システムの実用化を目指すという。
情報源 |
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) ニュースリリース
(株)IHI ニュースリリース |
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機関 | 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO) (株)IHI |
分野 |
地球環境 |
キーワード | 再生可能エネルギー | 新エネルギー・産業技術総合開発機構 | NEDO | 実証 | IHI | 鹿児島県 | 海流発電 | 黒潮 | 浮遊式 |
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