国立環境研究所は、福島県新地町との連携協力について、さらなる復興まちづくりと環境創造に向けた基本協定を締結したと発表した。同研究所と福島県新地町は、平成25年3月に基本協定を締結し、復興まちづくりへの環境計画や環境評価情報の提供とともに、持続的な復興再生に向けた社会実装研究を進めてきた。今回、新たに国立大学法人東京大学大学院新領域創成科学研究科が加わり、再生可能エネルギーの活用をはじめとした環境分野において、相互の協力関係を深めつつ、同町における復興と環境と経済が調和した持続可能な環境都市の暮らしと産業の実現に資することを目的とする基本協定の締結に至ったという。今後の具体的な取組として、新地駅、エネルギー拠点を中心とする環境に配慮した復興まちづくりを支援する調査研究など、4つテーマが示されている。