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 新日本石油(株)、根岸製油所にて国内初のETBE製造装置が竣工

発表日:2009.10.26


  新日本石油(株)は、石油精製部門である新日本石油精製(株)の根岸製油所において、バイオガソリンの原料となるバイオETBE(エチル・ターシャリー・ ブチル・エーテル)の製造装置(生産能力:10万KL/年)を国内で初めて完成させ、2009年10月26日に竣工したと発表した。同製油所では、2007年4月より 輸入バイオETBEを原料としたバイオガソリンを製造・出荷しているが、今回の装置新設により国産バイオETBEが製造可能になったという。原料のバイオエタ ノールは、既に北海道で製造された国産品を調達しており、今後、同製油所では、国産を中心としたバイオエタノールを原料とするバイオガソリンを製造する。同装置は試運転の後、11月末より生産を開始する予定で、生産されたバイオETBEが配合されたバイオガソリンは、東京、神奈川、山梨、埼玉、長野、群馬、栃木の約1,000ヶ所の同社サービスステーションで販売の予定。

情報源 新日本石油(株) ニュースリリース
機関 新日本石油(株)(現:JXTGエネルギー(株))
分野 地球環境
キーワード バイオエタノール | 新日本石油 | バイオガソリン | ETBE | サービスステーション
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