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 昭和シェル石油（株）、新潟県とメガソーラー発電所建設の共同事業を開始

  昭和シェル石油（株）は、新潟県と共同で、メガソーラー発電所（大規模太陽光発電所）建設事業を開始すると決定した。同事業は、新潟県の補助事業ならびに（社）新エネルギー導入促進協議会の「地域新エネルギー等導入促進事業」として実施され、同社の100%子会社である昭和シェルソーラー（株）が生産するCIS薄膜太陽電池を使用する。CIS太陽電池は、銅（Cu）・インジウム（In）・セレン（Se）を主成分とし、薄膜系太陽電池の中ではエネルギー変換効率が最高レベルにあるほか、従来型の結晶系太陽電池よりも原材料の使用量が少なく、低コスト化が可能などの特長がある。同社は、積雪の多い新潟県での同事業を通して、CIS薄膜太陽電池の多様な気象条件への対応力や、その優れた分光感度特性や劣化の少なさによる発電量の優位性を実証する予定。また、同事業が商業発電施設として日本初のメガソーラー発電所建設となることを目指すという。

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