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 スズキ、船外機用マイクロプラスチック回収装置を開発

発表日:2020.10.01


  スズキ(株)は、船外機に取り付け可能なマイクロプラスチック回収装置を開発し、2021年からオプション用品に設定する。この装置は、船外機のエンジンが水冷式であることに着目し、開発されたもので、ウォーターポンプの戻り水用ホースにフィルターを施したもの。取り付けは簡単で、船の性能には支障が無く、走行するだけでマイクロプラスチック等をとらえることが可能で、現在はモニタリング調査の段階であるが、海外でも調査を行い、改良を重ね、将来的には標準装備として取り扱うことも計画している。同社は、2010年から水辺の清掃活動に取り組み、これまで世界26カ国、延べ8,000人以上が参加。継続的な取組を通じて、海洋プラスチックごみ回収の意義などを発信している。同製品の普及をはじめ、船外機や部品の梱包資材をプラスチック製から紙製に切り替えることで、環境に配慮したブランディング等を推進するという。

情報源 スズキ(株) ニュースリリース
機関 スズキ(株) 
分野 ごみ・リサイクル
キーワード 環境配慮 | スズキ | 水冷式 | フィルター | マイクロプラスチック | 清掃活動 | モニタリング調査 | 船外機 | ウォーターポンプ | 梱包資材
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