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 オリックスと百五銀行、東海地域の企業等に対する再エネ導入提案を連携推進

  オリックス(株)と(株)百五銀行（本店：三重県津市）は、太陽光発電システムの第三者所有モデル(以下「PPAモデル」)に関する顧客紹介業務契約を締結した。両社が提案するPPAモデルとは、電力需要家が保有する敷地や屋根などを借り受け、売電事業者が太陽光発電システムを設置、売電するもの。オリックス(株)は、ESGやクリーンエネルギー採用に向けた関心の高まりを受けてPPAモデルの市場規模が拡大すると見ており、2020年8月に静岡県と岐阜県の商業施設においてPPAモデルの第一号案件を成立させている。同案件は、電力需要家（提案先企業）のCO2排出量削減や脱炭素化のみならず、BCP（事業継続計画）の支援も狙いとするもので、地方銀行との提携による新規案件の開拓についても積極的に取り組む方針を示している。一方、(株)百五銀行は、同社との連携の目的を、ビジネスマッチングを通じた顧客の SDGs・ESG への取組支援の一環としており、金融機関としては初めての取組であることを訴求している。提案活動を通じて、脱炭素社会や持続可能な地域社会の実現に貢献していくという。