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 沖縄県、普天間飛行場内PFOS等含有水の分析結果を公表

発表日:2021.10.15


  沖縄県は、普天間飛行場内のPFOS等含有水について、PFOS(ペルフルオロオクタンスルホン酸)及びPFOA(ペルフルオロオクタン酸)の分析結果を公表した。同化合物は、日本では、化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律において、平成22年4月以降に製造・輸入・使用等が禁止されている。今回、令和3年7月13日に、普天間飛行場内に保管されている泡消火薬剤に起因するPFOS等含有水について、PFAS(有機フッ素化合物)の除去処理を行ったものと米軍海兵隊から説明を受け、7月19日に普天間飛行場内で説明があった処理水のサンプリングに立ち会い、同サンプルの提供を受けてPFOS及びPFOAの分析を行った。測定方法は令和2年5月28日付け環境省水・大気環境局長通知「水質汚濁に係る人の健康の保護に関する環境基準等の施行等について」の付表で定める測定方法に準ずるものとして調査を行った結果、PFOS、PFOAの合計値は、同県(2.5ng/L)、国(2.7ng/L)、在日米軍(1.9ng/L)であり、それぞれの調査結果において環境省が定める水質の暫定指針値である50ng/L以下であったという。

情報源 沖縄県 報道発表資料
機関 沖縄県
分野 健康・化学物質
水・土壌環境
キーワード PFOS | 沖縄県 | 有機フッ素化合物 | ペルフルオロオクタンスルホン酸 | 普天間飛行場 | PFAS | PFOA|ペルフルオロオクタン酸 |泡消火薬剤
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